二日続きで「腸内環境」の話題です。
腸内環境に意識することを「腸活」というそうです。
「腸活」をしようと思ったら、まず最初に思い浮かぶのは「ヨーグルト」でしょうか。
実はヨーグルトだけを食べていればいいわけではないんです。
「腸活」に大切なのは、自分の腸内に住んでいる善玉菌を育てて増やしていく「育菌」なんです!
腸活に効果的な食事方法
腸内に善玉菌を増やす「腸活」に効果的な食べ方のポイントは、「プロバイオティクス(善玉菌)」×「プレバイオティクス(善玉菌のエサ)」です。
◎プロバイオティクスとは‥
腸で良い働きをしてくれる細菌や酵母のこと。
プロバイオティクスが含まれている食品=「発酵食品」です。
具体的にはヨーグルトや甘酒、乳酸菌飲料、味噌、キムチ、納豆などがあります。
◎プレバイオティクスとは‥
腸内細菌のエサになって、最近の増殖を促してくれる食品
プレバイオティクスが含まれている食品=「食物繊維」や「オリゴ糖」です。
具体的には、野菜や果物・キノコや豆類、海藻などの植物性の食品などがあります。
特に腸内のお掃除役でもある食物繊維は積極的に摂りたい食品の一つです。
しかし、残念ながら食生活の変化に目標値に達していない人がほとんどです。
※成人女性の場合、食物繊維の目標とされる1日の摂取量は18g
善玉菌を守るために避けたい食品
毎日「育菌」をしていても、同時に揚げ物などの脂っこい食事や甘いもの、スナック菓子など脂質が多くて食物繊維が少ない食事を食べていたら、せっかくの努力も水の泡です。
なぜかというと、これらの食品は悪玉菌の大好物だからです。
悪玉菌が多い腸内環境は、「肥満」「糖尿病」「大腸がん」「動脈硬化症」「炎症性腸疾患」などの疾患の発症リスクと密接な関係があるため、ダイエットだけでなく健康のためにも注意をしたいものですね
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