2019年7月1日から始まった「セブンペイ」ですが、開始早々不正アクセスが発覚し、開始からたったの4日で新規会員登録を停止したことで話題となりましたね。
再開はいつになるの??と思っていたのですが、まさかの廃止決定!
セブンペイの不正アクセス被害に遭ってしまった時の被害補償やチャージした残高がどうなるのか調べてみました。
セブンペイの廃止決定について
公式サイトでも正式に発表されたセブンペイの廃止。
廃止の経緯がインターネット上でも公開されています。
- サービス再開するに足る抜本的な対応を完了するには相応の期間が必要
- 再開までのサービス継続は「利用(支払)のみ」という不完全な形になること
- お客様が不安な状態のままサービス継続が困難
というような理由から2019年9月30日(月)の24:00でセブンペイ廃止となったようです。
直近の被害状況は808人、金額で38,615,473円(7月31日17時現在)で、単純に割ってみると1人当たり47,791円の被害ということになります(-_-;)
もちろん、少額の被害の人もいれば多額の被害になった人もいると思いますが、5万円近くが消えてしまったわけですから被害に遭った人は気が気じゃないですよね(-_-;)
セブンペイの被害補償はどうなっているの?
公式サイトでは不正チャージ及び不正利用の被害金額すべてを補償する、としています。
自分が被害に遭ったかどうかは、以下の3つのポイントで判断できます。
- セブンペイの残高・履歴を調べる
セブンペイで不正にチャージされたり、マネーが使用されたかどうかはセブンペイの残高・履歴から確認することができます。
見に覚えのない使用時間や使用店舗が出ていたら不正利用の疑いがあります。 - クレジットカードの利用履歴を調べる
クレジットカードから不正にチャージされた場合は、クレジットカードの利用履歴でも確認することができます。 - セブンペイからのメール
チャージしていないのにセブンペイから「【7pay】チャージ完了のお知らせ」が届いた場合も不正利用の疑いがあります。
また、実際にアカウント乗っ取りの不正利用に遭ってしまった人のTwitterを参考にしてみて自分と同じだったら残念ながら不正利用されたと思ったほうがいいかもしれません
#7pay被害 かなりヤバイ40万円取られた!証拠のビデオ公開します。クレジットカードを登録しないように!
被害を少しでも抑え込むために拡散して下さい pic.twitter.com/PCktwL54eF— シェアバー (@Sharebars) 2019年7月3日
【写真】7payで不正アクセス被害に会いました。
今朝短時間に19万円分の不正アクセスによるチャージと2回(9万5千円と10万円)の高額決済被害に会った履歴のスクリーンショットの一部です。
1分間で3回のチャージとは、人間業でしょうか? pic.twitter.com/60V7GSI6eX
— Tack C. Mizoguchi (@ttack1122) 2019年7月3日
数十万円単位の被害に遭った人もいるようなので本当に返してもらわないと今後の信用問題に関わるため、早急に「7Payお客様サポートセンター緊急ダイヤル(0120-192-044 24時間対応)」に連絡しましょう
すでにサポートセンターへ連絡した人は8月19日(月)から順次補償手続きの案内が届くようです。
セブンペイの払い戻し方法は?
不正被害には遭わなかったけど、チャージしたお金はセブンイレブンで使うのもなんだかシャクだし一刻も早く取り戻したいですよね。
セブンペイ残高は9月30日(月)の23時59分まで利用できるとのことですが、払い戻しは10月1日(火)以降となるようです。
セブンペイ廃止でナナコポイントはどうなる?
セブンペイを開始するのと同時に電子マネーのナナコポイント付与率を100円につき1ポイントから200円につき1ポイントにする、としてましたが、セブンペイが廃止されることでまた付与率がもとに戻るのでしょうか?
それともお詫び的な意味合いで付与率が良くなるのでしょうか?
セブンイレブンは以下のように発表しています。
セブンペイ廃止に伴い、ナナコのポイント付与率を見直す可能性について、執行役員デジタル戦略推進本部の清水健デジタル戦略部シニアオフィサーは、「セブンペイ導入に向けて、ナナコのポイント付与率を変更した面もある。セブンペイ廃止を受けて、ナナコのポイント付与率を、改めて検討したい」と述べた。
引用元>>流通ニュース
「改めて検討」ではなく、一刻も早く信頼を回復するためにセブンペイ廃止と同時に付与率で還元など安心材料が欲しかったですね~
まとめ
セブンペイが開始されて不正被害が発覚してから約1ヶ月でもう廃止‥というのはあまりにもおそまつな結果となってしまいました。
「○○Pay」は既に色々なところで運用されているわけなのでサービス開始前になぜもっと事前対策をできなかったのかという疑問は残りますね。
被害が出たことは変えられない事実なので、一刻も早く信用回復のための行動を取ってほしいなと願います。
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